• 膝の痛みを常にがまんしている。
  • 階段の上り下りがつらい。
  • 貼付薬を貼っても痛みが消えない。
  • 仕事もありできるだけ手術はしたくない。
  • 気軽に相談できる相手がいない。

その痛み、「再生医療(APS療法)」で、解決できる可能性があります。

手術がいらない再生医療

手術がいらない再生医療

患者さんご自身の血液から作製したAPSを患部に注射する治療のため、ひざを切開する必要はありません。

日帰り治療

日帰り治療

採血と注射のみで終わるため、入院が不要となります。手術と比べると治療時間が短いため、年配の患者さんも受けられている治療です。

効果が持続

効果が持続

自然治癒力を高めて、傷を修復することを目指す治療なため、長期間にわたって治療効果が期待できます。海外の治療報告では、APSを一回注入後、約12か月間続くことが報告されています。

ひざ再生医療「APS療法」とは

変形性膝関節症に対して行われる治療法です。

APS療法とは、血液中に含まれる炎症を抑えるタンパク質(抗炎症サイトカイン)と成長因子を利用した治療法です。
成長因子は身体が元々備えている自然な治療反応を促進させる成分です。
関節、主には膝、肘、肩などに適応があります。

どんな治療なのか?

自分自身の血液を採取して特殊な加工を施し、良いタンパク質と成長因子を濃縮したものをAPSと呼び、このAPSを患部に注射します。

これまでの変形性ひざ関節症の治療

これまでの変形性ひざ関節症の治療では、大きく分けると軽度なら運動療法や薬物療法による保存療法、重度なら手術療法が行われています。
軽度であれば運動療法や減量、消炎鎮痛薬(内服薬・貼付薬)で様子を見ることができますが、その後病気が進行してくると、消炎鎮痛薬に加えて、ひざ関節内にヒアルロン酸を注射して痛みを和らげる治療がよく行われてます。さらに病気が進行した場合は、手術療法となります。
手術療法としては、人工関節を用いたものが一般的となります。
上記の治療法に加え、新たな選択肢として近年APS療法が注目されています。

APS療法の治療の流れ・料金

治療は日帰りで終わります。原則として麻酔は必要ありません。

治療の流れ

  1. 患者さんの血液 約55ml を採ります。
  2. 血液を遠心分離機にかけ、APSを作製します。
  3. APSを患部に注射します。

※ APS療法は、自由診療にてご提供をしております。そのため、費用については保険適応外となります。
料金 30万円/1部位(税別)

治療のリスク

  • 患者様ご自身の血液を使用するため体調や年齢などに左右され、場合によっては安定した効果が出にくいといった欠点があります。
    (治療効果・効果の持続期間には個人差があります。)
  • 施術時、患部への注入には痛みを伴います。
  • 施術後数日間、治療部位に腫れ・痛み・熱感が出ることがあります。 当院では予防的に消炎鎮痛剤の服薬をお勧めしています。
  • 腫れは治療部位によっては1週間程度続くことがあります。 採血部位・治療部位に皮下出血が起こる場合があります。